●秋といえばキノコ類が豊富になります
秋の野菜の代表格にキノコが挙げられます。エノキやエリンギ、シメジなど、一般に出回っているのは栽培物で旬を感じることは少ないのですが、それでも秋になると山で採れた天然のキノコ類が店頭に並ぶことがありますよね。
キノコは食物繊維やビタミン類、ミネラルなどを多く含み、低カロリー食品として知られています。
中でもビタミンDは、肌荒れなどに効果があると言われており、美肌の効能が期待できます。
キノコのほとんどがビタミンDを含みますが、とりわけ多く含んでいるのが「きくらげ」と「白きくらげ」。
魚や肉と一緒に炒めたり煮たりするとビタミンDをより吸収しやすくなるそうです。
●食べる前に数時間、お日様に干してみましょう
旨味の強いキノコは、日干しすることでさらにその旨味が深まります。
見た目は少し悪くなりますが、太陽の光と風邪によって水分が飛んだキノコを調理してみませんか?
ザルの上に重ならないようにキノコを並べて、ベランダや庭の太陽が当たる場所に2~3時間干すだけ。
しんなりすればOKです。
旨味が凝縮しているのでシンプルに調理するほど美味しいひと皿になりますよ。
かつお出汁を沸騰させ、干しキノコを入れて弱火にし、アクをとったら、塩で調味します。
たったこれだけで、驚くほど旨味の強いおすまし汁が出来上がりますよ。
秋の太陽の力を借りて、キノコの日干しを作ってみてください。
※カネ加メールマガジン2013年9月号より