●秋ナスは嫁に食わすなと言われる理由は!?
ナスといえば夏の野菜ですが、9月になると秋ナスと呼ばれ、他の季節にはない秋ならではの味わいがあることで知られています。
よく「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざを聞きますが、これには2つの説があることをご存知ですか?
秋ナスが美味しいので嫁には食べさせたくないという姑の嫁いびり説。
もう一つは、秋ナスには体を冷やす働きがあるので、嫁には食べさせない方がいいだろうという姑の労り説。
どちらにしても秋ナスが美味しいがゆえに出来たことわざであることは間違いがないようですね。もし現代のお姑さんなら、美肌効果があると言われる成分のことも気にかけるのではないでしょうか?笑
ナスの紫紺色をした皮の色素にポリフェノールの一種ナスニンがあります。これが抗酸化作用に優れており、肌の老化予防に効果があるとされています。なるべく皮ごと食べて、美肌を意識したいですね。
●秋ナスを韓国風ナムルにしてみませんか?
秋ナスは真夏のナスよりもほんの少し固くなることが特徴です。真夏のナスと同じように焼いても歯ごたえが残ることがあります。
そこで、秋ナスの固さが気にならないように、やわらかナムルにしてみましょう。
ナスは3センチ角ほどの太さで縦にカットし、茹でます。全体に火が通ったら、ざるに取って粗熱を冷まします。手で触れるようになったら、ナスをしぼります。多少形が崩れても構いません。調味料(醤油・酢・みりん又はハチミツ・すりごま・唐辛子)を好みでブレンドして混ぜ、しぼったナスを漬け込みます。味がなじめば完成。
固いはずのナスが、茹で上げて味をつけることでやわらかく食べやすくなります。
※カネ加メールマガジン2014年9月号より