「化粧料」と「化粧品」

クロロフイル美顔教室テキストには、「クロロフイル化粧料(けしょうりょう)」という文字が使われています。

 

パンフレットにも「化粧品」「医薬部外品」という文字に加えて「クロロフイル化粧料」という文字が掲載されています。

 

「化粧品と化粧料って違うの?」

 

クロロフイル化粧料の創業者である芹澤完一氏は、その著書の中で

 ヒフに化粧料を使う目的は

(1)ヒフを清潔にすること

(2)ヒフを保護すること

(3)ヒフを強くすること

(4)ヒフを美しくするようにすることである

 

と書いています。

 

特に『化粧水でもクリームでも、割線にそって毛孔を少しでも押さえてこすることのない【上手な使い方】をすれば毛漏斗部位に刺激はなく反応も起こさないから、その「化粧料」のもつ目的通りの主作用として使うことができる』とも述べています。

 

「少しでも押さえてこするような使い方をする化粧品」とは、区別して「肌アレ、その他の美容的皮膚変化を整備し、正常にして健康な肌をつくるために使う」のが、「クロロフイル化粧料」なのです。

 

クロロフイル美顔教室の美顔師方で組織されている「日本美容医学研究会」の美顔師規定には、以下のように「美顔師」を規定しています。

 

『この規定で「美顔師」とは、化粧料を用いた一時的な化粧(メイクアップ)を行うものではなく、医薬部外品クロロフイル化粧料を用いて、肌アレ、その他の美容的皮膚変化を整備し、正常にして健康な肌をつくるための知識を習得し、これを顧客に指導する者をいい、会長より資格を与えられた者をいう』

 

美顔教室で取り扱われる葉緑素を配合した医薬部外品のパスターとローション等は、創業者の恩師高野啓作医博のご教示によって昭和29年に開発されました。

先生はいつもヒフを保護しながら、炎症を鎮め、ヒフ自身の再生力を促すことで治癒を促進する膏薬のウイルソンパスタ(医薬品)の効果を尊重されていました。

その使い方はヒフ呼吸を抑制しないようにと、患者の方に、常に親切に教えられていました。

 

ヒフは自らの力で損傷を修復する機能(再生力)を持っています。

その力を引き出すために、膏薬療法を応用発展させてつくられているのがクロロフイル化粧料です。

クロロフイル化粧料は単なる化粧品としてではなく、あくまでもヒフの細胞に直接働きかけてヒフを正常に保つための医薬部外品から出発しています。

 

クロロフイル「化粧料」を世に出した創業者の「こだわり」が少しでもお解かりいただければ幸いです。