化粧水を効果的に使う

Q 化粧水を廻す回数が多いとなぜ良いのでしょう?

 

A 角質細胞内と角質細胞間に隙間を作り、有効成分を数倍皮内にに浸透させるからです。

 

角層の水分含量は通常10%~20%です。

この水分含量が低下すると乾燥したりカサカサしてきたりします。

乾燥している肌では、せっかく効果のある成分も思うように肌の奥まで浸透しきれず、塗布してもその効果は半減してしまいます。

そこで、有効成分を効率よくお肌の奥まで浸透させるにはまず角層に水分をたっぷりと与えてあげる、ということが大切です。

たっぷり水分を与えることによって角層がふやけて約3倍の厚さにに膨大します。

そうすることによって角質細胞内と角質細胞間に隙間ができ、多くの有効成分が浸透しやすくなるのです。

また、化粧水を何回も廻したときやローションパックを行ったときには皮膚はたっぷりの水分を抱えている状態になります。

このたっぷりの水分がパスターの効果をアップさせるポイントです。

ローション(オブグリーン、ソフトローション、F・Hローション)に含まれる葉緑素やパスターに含まれる酸化亜鉛や葉緑素は単純塗布に比べ、皮膚の中に数倍浸透できるため、確実に効果を発揮します。

このためパスターパックをする前には必ずローションを数回以上廻してください。

約3倍の厚さにふやけた角層の水分を保持させるためには、百円硬貨の厚さでパスターパックする必要があります。