クロロフイルのお手入れでとても大切にしているのが角質層。「お肌をこすらないで!!」と美顔師が口をすっぱくして何度も言うのは角質層がお肌にとってとても大切だからなんです。
角質層を傷つけないようにだけ気を付けていればそれだけで美肌になれると言っても過言ではありません。
角質層ってなに?なんでそんなに大切なの?
角質層は表皮の一番外側にあり、薄く核のない死んだ角質細胞がパイの皮のように層状に10~20層重なってできています。
厚さは0.02ミリととても薄く、お風呂なんかでこするとでてくる垢と言われているもの。それが角質層です!!
角質層がなんでそんなに大切なのか?それは角質層が大きく2つの働きをしてるからなんです。
一つは水分を保つ働きです。
角質層の水分含量が10~20%を維持されていれば「肌がしっとり潤っている」ことになり、それよりも水分含量が低下すると「肌が乾燥してカサカサしている」ことになります。
もう一つは内部をまもる防御壁としての働きです。
ヒフの一番外側にある角質層を剥がしてしまうと空気中のちりや埃、紫外線、細菌など外からの刺激を受けやすくなりお肌のトラブルのもとになります。
私たちのお肌を一番外側で守ってくれている角質層。乾燥肌、敏感肌、ニキビやシミ、肌アレなどお肌のトラブルの原因のほとんどはこの角質の乱れからくるものです。ですので、クロロフイルのお化粧方法でお肌をこすらないことを大切にしているのは、角質層を傷つけてほしくないからなんです。